研究開発

課題解決×環境保護!

オンリーワン塗料を生み出す研究開発職

Job
Introduction

ゼロからオンリーワンを生み出す。塗料開発プロセス

私たち研究開発では、お客様の要望や新しいアイデアをもとに、中外商工オリジナルの塗料製品を生み出しています。原料の選定や配合の調整、試作品の評価、さらに量産化に向けた製造部門との調整まで、すべてのプロセスに携わり、まさにゼロからオンリーワン製品を作り上げるのが、私たちの役目です。

塗料の開発とは、さまざまな樹脂や顔料、そして機能性を高める添加剤を組み合わせ、新しい製品を生み出していくプロセスです。国内の塗料産業は非常に発展しており、原料の種類だけでも数多くあります。その中から、お客様が求める遮熱効果や摩耗耐性などに最適な組み合わせを見つけ、独自製品を作り上げるのは実に難しい挑戦です。しかし「こんな製品があったら面白いんじゃないか!」という発想を形にできるのが、この仕事の醍醐味ですね。

さらに、中外商工の強みは、開発した塗料の施工・管理までをすべて自社で完結できる体制にあります。研究開発が生み出した製品を、各部署の営業担当が現場で提案し、実際に使用する機会が豊富にあります。たとえば、自社開発の低放射遮熱塗料「サーモレジン」は、セラミック・センサー事業の技術営業が実際に現場で使用し、高い評価を得ています。
つまり、自分の開発した塗料が製品化され、世の中に出回る機会に多く恵まれているということです。こうした機会は他社ではなかなか味わえず、大きなやりがいに繋がっています。

新人社員の配属後は?
技術研究所
研究担当 副主任W.K

塗料を体感しながら学ぶ。研究開発でのスタートアップ

まず自分たちが生み出す塗料を実際に塗るところからスタートします。製品に直接触れ、塗料がどのように使われるかを体感することが大切です。その後は、先輩たちがこれまでに開発した製品を用い、原料選定や調合を行うことで、実際の工程や感覚を掴んでいきます。

私たちが所属する滋賀の技術研究所には、製品の効果や耐久性を確認するための各種試験機が揃っています。たとえば、塗料の硬化スピードや性能が夏場と冬場でどう変わるかをテストする「環境試験室」があります。また、強度を確認する試験機や、紫外線と水を交互に当てて、素材の耐久性を検証する「耐候性試験機」も設置されています。みなさんには、これらの設備を存分にお使いいただき、さまざまな条件下での試験を経験し、製品が求められる基準を実感してもらいます。

配属後は、先輩社員が常に隣でサポートします。営業部門とは異なり、技術研究所ではみんなが同じ部屋で働いているため、わからないことはその場で質問でき、危険な場面もすぐに指導できる環境です。みなさんが安心して馴染んでいける現場であることをお約束します。

Job
Introduction

化学の力で課題解決と環境保護!研究開発のやりがい

塗料製品は、いわば化学物質であり、現場で扱う際には一定のリスクも念頭に置く必要があります。中には劇物に指定される原材料もあり、慎重な取り扱いが求められるものです。このリスクに対して、私たち研究開発では、厚生労働省の科学技術部会などが発信する情報を常にキャッチし、オンライン勉強会などを通じて社内全体への周知に努めています。

また、当社は人体に害のあるトルエンやキシレンを使わない防水材、低臭性・低公害性の塗り床材、シンナーなど、安全で環境にも配慮した製品開発に、業界内でいち早く取り組んできました。さらに、省エネ性能が評価され、省エネ大賞を受賞した「サーモレジン」など、環境負荷の低減に貢献する製品も次々と世に送り出しています。
これからも、お客様の課題を解決し、そして環境にも優しいオンリーワンの塗料製品を生み出していきたいと考えています。責任は重いですが、ものづくりの楽しさと仕事の重みを感じられる貴重な職場です。率先して開発を楽しんでくれるような方には、これ以上ない環境ですよ。

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